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【世界のアート&クラフト】シンガポール園ジャストキッズ ~第一弾~



 

 世界のアート&クラフトのコーナーでは、EN-TRY世界交流に参加いただいている海外・国内の園児による作品を紹介しています。本日は、シンガポール園ジャストキッズのこどもたちの作品です。昨年さくら台幼稚園とのオンライン国際交流を行った際には、事前のビデオレター内で、日々の園の活動を日本のこどもたちに知ってもらおうと作品を見せてくれました。

 ジャストキッズの作品集の第一弾として、こども達が紹介してくれた絵や作品の一部をビデオレターの内容とともにご紹介します。

 
 

●ジャストキッズについて

 シンガポールのジャストキッズでは、こどもに個性的で楽しい早期学習を提供することを掲げ、6歳までのこどもが年齢に合わせて積極的に学べるようなプログラムを提供しています。

 特に独創的な思考や協調、コミュニケーションや国際感覚の促進などに力を入れており、テーマごとに異なるアプローチでプログラムを行っています。例えば、世界水の日には水の保全の重要性を学んだり、各国の季節の行事を行ったり、親と一緒に作品を制作したりしています。




●ビデオレターについて

 オンライン国際交流プログラムのメインとなるのは、リアルタイムで園同士をつなぐオンラインでの交流ライブですが、実は、世界交流イベントを盛り上げる鍵は、事前のプロセスにあります。EN-TRY世界交流では、できる限りこどもたちが純粋に楽しめる内容に加えて、きちんと、お互いの言葉や文化に違いや、同じところもあることを理解し、そこに関心を持つきっかけを提供することを重視しています。

 そこで、事前にお互いの国や文化について楽しく学べる動画教材を見たり、相手の園の様子や、こどもたちの自己紹介動画を含めた「ビデオレター」を送り合うことを、最初の交流プログラムとして用意しております。相手のことを身近に感じてもらうことで、未知なものへの警戒心が解けるとともにお互いについて理解と好奇心が高まり、こどもたちが当日をワクワクした気持ちで迎えることができるこれらのプログラムも世界交流の一環として提供しています。


 ビデオレターについては、普段の園の様子や、こどもたちの自己紹介をビデオレターにして交換し、どんな友達と交流するのか、こどもたちの期待を高め、親しみをもってもらうとともに、海外の友達に自分をどのように自己紹介するのがよいかを考えるきっかけをこどもたちに提供するために作成しております。※園にて簡単な素材(写真・動画)だけ頂き、シンクアロットが制作します。



●こどもたちの作品紹介

 一人一つずつ、自分の作品を紹介してもらいました。

最初にご紹介するのは、お絵描きが大好きだというこどもが描いたセントーサ島です。

日本のこどもたちにこの絵を紹介する際は、実際のセントーサ等の写真を見せ、場所の紹介をすることで想像を膨らませてもらいました。



 こちらは別のこどもによる作品です。ジャストキッズではこのように絵をかいたりする機会がたくさんあり、個性的な絵がたくさん壁に飾ってある様子も動画から伝わってきました。普段過ごす教室の様子を見ることで、こどもたちの雰囲気を感じ取ったり、違いを見つけて新しい発見をしたりすることにもつながります。


続いては工作のご紹介です。こちらは宇宙人だそうです。


こちらは別の子の作品。色遣いやモチーフなど、個性があって楽しいですね。

 ビデオレターでは、作品のほかにも園で行ったイベントの写真や普段の食事などを紹介しています。「交流を楽しみにしているよ」というメッセージ動画も組み込まれており、異文化に触れるという楽しさや好奇心だけでなく、海外の友達ができるという特別な体験をすることができるような仕掛けとなっています。



 続いて作品を作っている様子です。こちらは、4人で一つの作品を作る、というテーマで一つのキャンバスに分担をして色を付けています。

完成した作品はこちら!


こちらは別のチームです。


 複数人で一つの絵を描くことで協調性が生まれたり、お互い新しい発見があったりと、ジャストキッズの目指す独創的な思考や協調、コミュニケーションや国際感覚の促進に必要なアプローチのようです。



 EN-TRYでは、このような世界の園の取り組みをご紹介していきます。アート&クラフトだけでなく、海外の教育方針やSDGsの取り組みなど、実践のヒントになるような情報をお届けしますので、ぜひInstagramのフォローやコラムをチェックしてみてください!

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