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SDGsの取り組み、結局何から始めればいい?小さなことから大きなことへ


 

EN-TRYは、幼稚園・保育園におけるSDGsの取り組みをお手伝いできればと、セミナーやコラムを通じてSDGsの解説や、日本・世界での事例紹介などを行ってきました。他の園のこども達がどんな活動をしているか分かったところで、さあ、結局何から始めよう?と考えている皆さんに、園の先生たちの視点でのSDGsの取り組みについてお伝えします!SDGsを学べる絵本もご紹介!

 
 

■目次

 

■SDGs、どうやって始めよう?

 4月、新学期が始まります。今年はSDGsの取り組みを園でも始めようと考えていらっしゃる先生方も多いようで、EN-TRYのSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」のお問合せも増えてまいりました。

 もちろん、園独自の活動を実施されている園さまも、これから計画される園様もいらっしゃると思います。本コラムでは、これから活動を始めたいけれど、何のテーマから着手しようかな、と迷っている先生方や、植物を育てたり、食べ残さないように教えたりしているけど、大切なこと、こどもの心に残っているのかな?と考えていらっしゃる方々の参考になればと、SDGs実践園の先生方の声をご紹介します。

 また、すぐに始められる取り組みの一つとして、SDGsのいくつかのテーマを学ぶことのできる絵本もご紹介!ゾウやペンギンなどこどもが関心を持ちやすいものや、プラスチックごみの問題をイラストで分かりやすく伝える絵本など、ぜひチェックしてみてくださいね。



■園長先生たちの声

 明日から始めよう、でも、どうやって?誰がやるの?と、お悩みの方へ、SDGsの取り組みを主導された園長先生方にお伺いしたお話をQ&Aでご紹介します!

 (詳しくは過去のセミナーレポートでも一部ご紹介しています)


Q)SDGsの取り組みを始めた理由は?

A)必要だと分かっていてやらなきゃとはずっと思っていました。※ 

※参考:過去に実施したEN-TRYのSDGsセミナーでは、保護者の方々、園関係者の皆様に対するアンケート結果をご紹介しました。こどもたちにSDGsに関心を持ってほしいですか?という問いに関して、保育園・幼稚園のこどもを持つ保護者は75%、園経営者は97%がそう思う、とご回答されています。また、その理由もご紹介しており、最も多かった理由は、「多様な人、考えを受け入れられる素地を作ってほしい」でした。


Q)最初はどんなことから始めましたか?

A)現場はとても忙しいので、新しいことを次々に始めると先生方も大変です。

 まずは、普段やっていることの意味付けなど負担感から小さいことをはじめました。

 例えば、水を使いすぎない、ご飯を残さないなど。それがどういう意味があって、なぜそうしなくてはならないのかを伝えることが第一歩です。

 小さな活動の積み重ねによって、こんな小さなことでもいいんだという先生たちの意識が変わったと思います。


Q)先生たちはどんな反応でしたか?

A)まずはこどもが主導して家で実践し、保護者の方が驚いて教えてくれる、という流れがありました。

 こどもが興味関心をもって「これってSDGsだよね」といったことを言うようになり、大人がどきっとさせられるケースもあります。そして、先生たちにとっても新しい学びがあります。ですので、先生たちもだんだん楽しくなって熱心になっていきました。


 園さまによって活動内容や規模は異なりますが、活動の流れとしては、

 テーマを決める→取り組みを考える→やってみる→こどもたちの(+先生の)反応を見る

 というサイクルを繰り返すことで、小さな活動を広げていくのが良いようです!



■先生たちの声

 小さく始めたSDGsの活動を大きな活動に発展させていらっしゃる先生方に、その手順についてお伺いしました!ここではわかりやすく3ステップにまとめてご紹介します。

(詳しくは過去のセミナーレポートでも一部ご紹介しています)


【STEP1】問題について興味を持ってもらう

 →絵本を読んだり、写真で説明したり。こどもたちが親しみやすいものを使って、興味を引き出すことが大切です。しっかり伝えるためには、先生自身も学ぶ必要があります。

 ※ポイントは自分事化。興味のきっかけや背景によって、自分事化ができるとのこと。


【STEP2】問題について関心をもって学ぶ、考えてみる

 →ディスカッションや、アクティビティなど、こどもたちに合わせたやり方を選び、問いかけをつくることが考えるきっかけになります。問いかけが重要なので、ここは準備も必要です。

 ※ポイントはこどもが楽しめるように、興味関心に合わせた内容にすること。


【STEP3】自分の生活で実践してみる

 →残さず食べる、電気を消す。など、しっかり理解したうえで日常の中で結び付けて考え、実践します。

 ※ポイントは日常の中で実践できること。


 具体的な活動にすると様々なやり方がありますが、一時のイベントに終わらず、このような活動を継続することが重要だということは先生方が共通しておっしゃることでした。



■まとめ・園の伴奏者としてのEN-TRY

 先生方のお話はいかがでしたでしょうか?幼稚園・保育園でSDGsの取り組みを考えている先生方は、ぜひ参考にしてみてください。

 EN-TRYは、数多くの園の先生方からこのようなお話をお伺いしてまいりました。そしてもう少ししっかりお手伝いできればと、先生方の声をもとに独自のSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」を開発しています。今回はさらにバージョンアップした2023年度版で、こどもたちが楽しく世界を学び身近に感じることで、自分で考え関心を持ち続けるをことを目的としたプログラムです。


~ちきゅうフレンズの流れ~

【STEP1】問題について興味を持ってもらう

  デジタル絵本で世界の自然や文化に触れつつ、SDGsへの関心を育みます

【STEP2】問題について関心をもって学ぶ、考えてみる

  教材やワークシートで頭と身体を動かしながら楽しくまなびます

【STEP3】自分の生活で実践してみる

  園でのアクティビティや振り返りを通して、日常での気づきを得ます


 ※毎日忙しい先生たちにも…

SDGsについて分かりやすく学べる補助教材や、動画でのガイドなどが充実。保護者向けのご案内なども用意しています。こどもたちの興味関心、園のスケジュールに合わせて進めていただけます。


 SDGsの活動に正解はありません。「ちきゅうフレンズ」も園のスタイルに合わせてご活用いただければと思います。もちろん教材だけの利用、先生向けの研修のみの利用でも大丈夫です!

 「ちきゅうフレンズ」は一年間ご利用いただけます。ご希望の方には教材、動画、ワークシートなどを一部ご確認いただけますので、ぜひご連絡ください。

 ペンギンのスカイと一緒に世界について学ぶ全三回+総集編の年間プログラム、年度初めの開始がお勧めです!



■絵本でまなぶSDGs

 全部やるのは大変そう…という先生方に!まずは初めの一歩として、絵本で触れてみるのはいかがでしょうか? さまざまな難易度やテーマのものが沢山出版されているので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。いくつかピックアップしており、リンク先で詳細を見ることができます。参考にしてみてください。

写真・文: 横塚 眞己人

出版社: そうえん社

2012年


作: ケイティ・デインズ

絵: マリー・イヴ・トレンブレイ

訳: ひびのさほ

出版社: 岩崎書店

2020年


作: ジャン・リュック・フロマンタル

絵: ジョエル・ジョリヴェ

訳: 石津 ちひろ

出版社: ブロンズ新社

2006年



さいごに…


SDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」のコンセプト絵本です。

SDGsのすべてのゴールの根幹となる、多様性理解についてEN-TRYの想いが詰まっています。

デジタル版を一部だけご紹介!朗読は、アナウンサーの松尾翠さんです。



 

「ちきゅうフレンズ」教材やワークブックなどのイメージは、EN-TRYWebサイトのプログラム紹介ページでもご覧いただけます。


お問い合わせいただきました園さまには、実際のデジタル動画の視聴、教材サンプルなどをご紹介しています。ご連絡お待ちしております!

 


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