top of page

【国際交流レポート】日本のこと、どのくらい知っていますか?海外のお友達に、紹介できるかな?


 

 世界の保育園・幼稚園どうしを繋ぐオンライン国際交流プログラム、「EN-TRY世界交流」。8月23日、オーストラリアのこどもたちが日本のこどもたちとオンラインライブで交流しました!ライブの前には、日本についてたくさんのことを学んだそうで、その様子を写真で教えてくれましたのでご紹介いたします。着物やお団子、桜…日本には素敵なものがいっぱいです!

 
 
 

■日本のこと、知っていますか?

オーストラリアのReady Set Grow Out of School Careと、日本の学童のこどもたちは、今回初めてオンラインでつながり、お互い質問しあったり、Simon saysという英語のゲームをやりました。


 異なる国に住む友達と話したり遊んだりする機会はなかなかないもの。突然、これからオーストラリアのこどもたちと一緒に遊ぶよ~!といっても、いまいちピンとこないこどもたちがほとんどです。

 ですのでEN-TRYでは、本番ライブまでの事前準備をとても大切にしています。

 まずは、世界の概念を知ること。自分の住んでいる国以外にもたくさんの国があって、そこでは、異なる言語や、食べ物、文化があり、そこで暮らしている人たちがたくさんいるということを知ります。そして、じゃあ、オーストラリアってどんな国なんだろう?日本と比べて、どうなんだろう?ということに興味を持ち、楽しく学ぶこと。そして、ビデオレター交換によりお互いの名前や将来の夢を知ったりして親近感を持つこと。これらのわくわくしながら楽しめるアクティビティや教材を通して、こどもたちの世界は広がっていきます。


 海外のこどもたちも同じように、日本についてたくさんのことを学んでいます。習字に挑戦したり、着物を着てみたり、茶道の真似をしてみたり…!オーストラリアの先生がその時の写真を送ってくれましたので、後半でご紹介いたします。

 海外のこどもたちが日本のことについてどんなことを学んでいるのかを知ると、日本に住んでいても、こどもたちに伝えれていない日本文化がたくさんあることに気づきます。

 今までに、日本の園の先生方から、

「こどもに、お寺や神社について聞かれたけど、改めて考えると説明が難しい…」

「海外のこどもたちに日本のことを教えてあげよう!と思っても、まず日本について知らなければ、と気が付いた」

といったお声を頂戴することがあります。

 たしかに、日本に住んでいても、改めて日本について学ぶ機会ってあまり多くはないですよね。


 海外の視点で見た時に、初めて気づくこともあります。

 例えば、「たぬきがおなかをぽんぽこと叩く」って、日本特有の表現だと知っていましたか?こちら、ニュージーランドの園と交流した際に、日本の園が、動物ジェスチャークイズで出題してくれた問題。おなかを両手で叩く様子を見て、ニュージーランドのこどもたちはきょとんとしていました。

 この表現、「狸の腹鼓」「狸囃子」といって日本では一般的ですが、諸説ありますが、狸が人を化かす時の音、という古くからの言い伝えがもとになっているのだそうです。これには先生たちも驚いていらっしゃり、動物を表現する擬音やジェスチャーは国によってかなり違いがありますが、その違いを知ることが新しい発見につながるという体験でした。「狸は人を化かすもの」という表現も日本で育つと馴染みのある概念ですが、これも、日本特有ですよね。


 海外との交流の準備をすることで、日本について興味を持つ機会になります。

 まだまだ自分たちの住む国、日本について知らない事もおおいこどもたち。

 海外のこどもたちが日本について何を学んでいるのかをヒントに、日本について新しい発見を探しに行くのはいかがでしょう?



■日本についての学び


 Ready Set Grow Out of School Care のCheryl先生が、マグーにメールを送ってくれましたので、その翻訳をご紹介します。


Hi Magoo,


このプログラムの一環としてこどもたちが行った活動のいくつかの写真を添付し​​ました。喜んで日本の学校と共有させていただきます。


私たちがこのプログラムを行うことにした理由は、これはこどもたちにとって、さまざまな立場にいる他のこどもたちと知り合い、さまざまな人々がさまざまな点で同じになり得る方法について考える素晴らしい機会になると感じたからです。この機会は、日常生活では持つとことのできない接点であり、多様性の尊重や文化的認識を促進し、また自分たちのアイデンティティに誇りを感じるのにも役立つと感じました。


マグーから受け取った学習教材をすべて使用したうえで、こどもたちのために、私たち自身でアクティビティを考え用意しました。着物の着方に関するビデオをいくつか見ました。こどもたちは、空手、柔道、マンガ、カラオケなど、日本由来のものだとは気づかなかったものがあり、驚いていました。また、お寿司とお団子を作りました。こどもの一人は、自分の名前が日本由来の「誠」であることを知りました。また、日本語の練習をするのはとても楽しかったです。


英語のゲーム、「Simon Says」については、わたしたちにとっては、他の人の立場で考えることをお教えるのに本当に役立ちました。ゲームの後、こどもたちが自分たちがどれだけ優れているかを少し自慢していたので、彼らとそれについて話し合いました。私たちは、日本のこどもたちがこれまで遊んだことがなく、ゲームが英語で行われたことを考慮するよう促しました。初めてプレーする、そして母国語ではないゲームで、日本の友達に勝つことができるかどうかを考えてもらいました。


Arigato



 先生から送っていただいた写真です!








■おわりに

  

EN-TRY世界交流で、海外のこどもたちと実際に言葉を交わすライブ交流自体は数十分間だけです。しかしこのように、ライブに向けて世界や海外の国、そして日本について興味を持ち、学んだり想像したり、考えたりすることで、想像もできないような世界の広がりがあります。

 交流後も、こどもたちが「英語を勉強したい!」と英語のクラスを楽しみにするようになった、「もっと世界の食べ物を食べてみたい」「オーストラリアにはほかにどんな虫がいるの?」と興味関心の幅が広がったと、嬉しいコメントをいただきます。


 また、Cheryl先生からのメッセージでは、「多様性の尊重や文化的認識を促進し、また自分たちのアイデンティティに誇りを感じるのにも役立つ」とコメントいただきました。これは先生方がマグーの教材をしっかり実施したり、さまざまなアイデアでこどもたちを盛り上げたりして、熱心にご協力いただけたおかげだと考えており、折角の機会を最大限に活用して下さったこと、私たちも非常に嬉しいです。

 

 まだ実施したことのない園のみなさま、ぜひ、こどもたちの、先生たちの世界がひろがる機会に挑戦してみませんか?世界の先生たちと一緒にお待ちしております!

 

Comments


bottom of page