3月といえば卒園シーズン。こどもたちの成長を保護者とともに喜び、新たな門出を祝います。こどもたちにとっては慣れ親しんだ環境を離れる不安と同時に、小学校への期待が高まる、人生で初めて出会う節目の季節。このような季節にぴったりの日本で長く愛されている絵本と別れや新しい出会いを描いた海外の絵本をご紹介いたします。
■目次
・卒園シーズンにおすすめの絵本(国内編)
・卒園シーズンにおすすめの絵本(海外翻訳絵本編)
■卒園シーズンにおすすめの絵本(国内編)
『いちねんせい』

詩:谷川俊太郎
絵:和田誠
出版社:小学館
【内容】
はじめての学校生活に踏み出した新一年生の期待と不安を説明不要の日本を代表する詩人谷川俊太郎さんの詩とイラストレーター和田誠さんの絵で描いた一冊です。小学校に入るのが不安だったわたしの娘もこの絵本を読むとケラケラと笑っていました。新一年生とそのご両親、かつて一年生だったすべての人におすすめしたい一冊です。
小学館さま『いちねんせい』紹介ページ ※外部リンクへ遷移します。遷移先にて購入できます。
『おめでとうのいちねんせい』

詩:糸井重里
絵:日比野克彦
出版社:小学館
【内容】
いまでは「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰する株式会社ほぼ日の代表取締役として活躍する糸井重里さんと東京芸術大学学長として活躍されている日比野克彦さんのコンビによる絵本。糸井重里さんの優しくユーモアな視線によって描かれた詩と日比野克彦さんのパワフルな作品にこどもならず大人も一緒に夢中になれる一冊。初版されたのは1989年。一度は絶版となりましたが、絵本は読者の熱い要望により2009年に復刊され、いまなお多くの新しい読者を魅了し続けています。
※外部リンクへ遷移します。遷移先にて購入できます。
※外部リンクへ遷移します。
『1ねん 1くみの 1にち』

写真・文:川島敏生
出版社:アリス館
【内容】
小学校の1日のようすを1年1組を中心に写真でおさめた絵本。定点でおさめられた1年1組ではこどもたちが各々過ごす姿や、各授業の様子や掃除の時間。1か月の給食や教室の外にある図工室、理科室のほか、みんなが帰ったあとの学校の様子。入学前に読むことで入学や新しく出会うともだちと過ごす時間に期待を抱ける一冊です。
※外部リンクへ遷移します。遷移先にて購入できます。
『おおきくなるっていうことは』

作:中川ひろたか
絵:村上康成
出版社:童心社
【内容】
5年間の保父経験のある中川ひろたかさんの身近な話題をやさしく、簡潔な文章で記し、そこに国際的にも活躍する絵本作家村上康成さんの優しく愛らしい絵が添えられた一冊です。こどもたちが興味を抱くきっかけを与えてくれるこの絵本、卒園シーズンに読んでみるのはいかがでしょうか?
※外部リンクへ遷移します。遷移先にて購入できます。
『さよなら ようちえん』

作:さこ ももみ
出版社:講談社
【内容】
幼稚園を巣立つこどもたちを描いた絵本。ひとりひとりの個性を大切に、ひとりひとりが主役であることを感じさせてくれます。幼稚園で過ごした時間、こどもの成長をこの絵本を通じて振り返ることができ、また、これから小学校へと歩みを進めるこどもたちへのエールをこの絵本から感じることができます。
※外部リンクへ遷移します。遷移先にて購入できます。
■卒園シーズンにおすすめの絵本(海外編)
『たくさんのドア』

作:アリスン・マギー
絵:ユ・テウン
翻訳:なかがわ ちひろ
出版社:主婦の友社
【内容】
こどもたちが出会うたくさんのドア。それは、長い人生の中でひとつひとつ自分の力で開けていくもの。こどもたちへのエールを簡潔でリズムのある言葉と絵で織りなします。「卒園」だけでなく「卒業」や「成人式」といった人生の節目に大人が親しい人にプレゼントしても喜ばれる一冊です。
※外部リンクへ遷移します。遷移先にて購入できます。
『エリック』

作:ショーン・タン
翻訳:岸本佐知子
出版社:河出書房新社
【内容】
ホームステイにやってきた不思議なエリック。みんなでいろいろもてなしても、どこへ行っても、エリックが興味を示すのは地面に落ちている小さなものばかり。勉強するのも、眠るのも、もっぱら台所の戸棚の中のこの不思議な交換留学生はある朝、ごきげんようと去ってゆく。エリックが去った後に残されていたものは。新しい出会いと別れをショーン・タンの優しい視線で描いた絵本です。
※外部リンクへ遷移します。遷移先にて購入できます。
『きんのたまごのほん』

作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:レナード・ワイスガード
翻訳:わたなべ しげお
出版社:童話館出版
【内容】
当ブログでは何冊も絵本を通じて紹介しているマーガレット・ワイズ・ブラウンの春がきた喜びを、うさぎのこどもを通じて描いた文章と、名コンビであるレナード・ワイズガードの懐かしいボタニカルアートのような絵で誌面一杯に描かれた絵本。新しい出会いへの好奇心と期待に満ちた絵本を卒園から新しく小学生になるこどもたちにおすすめいたします。
※外部リンクへ遷移します。
『わたしのバイソン』

作:ガヤ・ヴィズニウスキ
翻訳:清岡 秀哉
出版社:偕成社
【内容】
本作が絵本作家としてデビュー作となるガヤ・ヴィズニウスキは絵を学んだあとデッサンの教師となり、それに並行してこどもむけのワークショップなども多数主宰しています。こどもとの触れ合いを行ってきた作家の眼差しで描かれるバイソンと少女の交流。出会いと別れ、そのあとに訪れる安らぎ。フランス、ル・モンド紙書評で「絵も言葉も繊細で洗練され、まぶしいばかりに美しい」と激賞されるのも納得の一冊です。
※外部リンクへ遷移します。
『幸せな王子』

作:オスカー・ワールド
絵:清川あさみ
写真:今井 智己
翻訳:金原 瑞人
出版社:リトルモア
【内容】
オスカー・ワイルドの不朽の名作『幸福の王子』をアーティスト清川あさみさんのテキスタイルで絵本化。布やレース、ビーズなどを縫い込んだ作品と金原瑞人さんの新訳が、出会いと交流、そして別れの物語を一層引き立てます。『幸福の王子』を未読の方も既に物語を知っている人にも手に取っていただきたい1冊です。
※外部リンクへ移動します。遷移先にて購入できます。
■EN-TRYの提供する絵本とプログラム

ちきゅうフレンズ~ちがうけどおなじ~
発明家のセブン隊長と、その助手であるペンギンのスカイが世界を旅して、自分との相違点を発見し、その大切さ、面白さを理解するというストーリーです。
オンライン世界交流プログラムを提供するEN-TRYの世界観を絵本にしたもので、ご希望の園にはプレゼントいたしますのでお気軽にお申し込みください。※数に限りがあるため、各園1冊とさせていただきます。
ちきゅうふれんずのキャラクターが登場する、全8回の動画プログラムを提供しております。
様々な国の人々と遊びながら友達となり、文化を知り、サステナビリティについて考える機会を提供することで、幼稚園・保育園のSDGsへの取り組みを支援させていただいております。
また、異国の同世代の友達とオンラインで交流し、多様な価値観を受け入れ、育むことができるオンライン交流プログラムも提供しております。
●オンライン説明会のご案内
ちきゅうふれんず、弊社の提供するEN-TRY世界交流について、2022年度に向けたオンライン説明会を開催いたします。
みなさまからのご質問もお受けいたしますので、導入をご検討されている方や、もう少し詳しく知りたいという方はぜひご参加ください。本説明会では、実施園・保護者の方の声や、ちきゅうふれんずの無料トライアルなどもご案内いたします。
【日時】
3/3 (木) 13:00~14:00
3/10(木) 20:00~21:00
3/17(木) 13:00~14:00
3/24(木) 20:00~21:00
※全日程とも同じ内容です。ご都合の良い時間帯にご参加ください。
※途中入場・退場も可能です
【ご参加方法】
オンラインでの実施ですのでどこからでもご参加いただけます。
下記イベント登録フォームからお申込みいただいた方に、説明会用URLをお送りします。
数分以内にメールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに入ってしまっている場合や、メールアドレスがまちがっている可能性がありますのでご確認ください。
もしくは、en-try_community@thinkalot.jp 宛に①参加希望の日程②貴園名③ご担当者名④ご役職⑤メールアドレス⑥電話番号⑦ご住所を記載いただき、「オンライン説明会参加希望」と記載してお送りいただいても大丈夫です。
みなさまのご参加をお待ちしております!
Comments