【イベントレポート】こどもの個性の伸ばし方


 

2022年4月14日(木)17(金)に、バレエ講師/ピラティスインストラクターの岡田あんりさんをお招きし、オンライン無料セミナー『こどもの個性の伸ばし方』を開催いたしました。見逃し配信含め100名以上の方にご視聴いただきましたイベントの様子をご報告いたします。

 

■目次

・イベント概要

・スピーカー紹介

・イベント概要

・あんり先生の思う、こどもの個性とは?

・自分らしさを大切にするためには、表現力がカギになる

・表現が広がると個性が広がる

・世界を広げるために

・次回セミナーのご案内

 

■イベント概要

 本セミナーでは、様々な国で踊った経験をもとに、こどもから大人まで指導をするバレエの先生と、こどもの個性と表現について考えました。また、自分らしく自由に表現する「表現力」を引き出す、こどもにお勧めの身体の動きをご紹介。さらに、幼稚園の先生や保育士さんのあるあるの体のお悩みにもお答えしました! ライブはピラティススタジオよりお送りし、コメントでは、実際に体を動かしてみた感想や、園でも実践してみたい、というお声をいただきました!




■スピーカー紹介: 岡田 あんり Anri Okada

バレエ講師/ピラティスインストラクター


  • 4歳からバレエを始め、15歳で単身モナコプリンセスグレースアカデミーにバレエ留学。

  • 卒業後、スイスのバレエカンパニーに入団し、イスラエル、コロンビアツアーでは「ロミオとジュリエット」などに出演。

  • 2016年ハンガリー国立バレエ団に入団し、ルーマニアツアーやニューヨークツアーに参加、「白鳥の湖」「ドン・キホーテ」などに出演。

  • 2021年に退団、帰国し現在は小学生から大人にまでバレエ、ピラティスを教えている。


■イベント概要

 園の理念や目標の中で、「個性を尊重する」ことを重視し、現場で実践されている園さまは多く、また、近年はSDGsへの取り組み意識も高まり、特にお互いの個性を尊重して認め合える教育が求められています。また、「個性的であること」は、さまざまな場面でよいニュアンスを持って使われており、保育や教育の場面で意識されている方は多くいらっしゃると思います。

 しかし、ここでいうこどもの「個性」とは何なのか、個性を伸ばすためには何をしてあげればよいのでしょうか。例えば、習い事などの宣伝文句として「お子さんの個性を伸ばします」といううたい文句もあるように、スポーツが好きだったり、興味のあることにとても詳しかったり、特技があったりするとわかりやすく個性があるなと思われがちです。しかし、個性を伸ばす=得意なことを伸ばす、とは限らないと考えています。


 本セミナーでは、海外を多く経験し、こどもにバレエを教えている先生の視点で「個性とは」「個性を伸ばすために大切にしたいこと」をお話しいただきました。


■あんり先生の思う、こどもの個性とは?

 あんり先生は、個性とは、「自然とにじみでてくるその人らしさ」であり、突出して優れた点ではないと考えているそうです。どんな個性も優劣つけられるものではなく、魅力になりうるものということです。個々の感情、自分はこうしたい、こういいたい、これが好き、というような気持ちが言動、着る服、描く絵などに繋がっていくことが個性、つまり、自然とにじみ出てくるその人らしさだと言います。


 小さい子供で言えば、お話が苦手だったり、作業に時間がかかったり…大人からすれば成長を焦ってしまうような所も、それは逆によく考える子だったり、丁寧な子だったりすることは、先生方や保育士など多くのこどもと日々接する方はよくご存じの点かと思います。「できないこと」を出来るように努力することも素晴らしいですが、「できないこと」は個性の一つでもあります。否定のメッセージだけでなく、ありのままの自分を受け止めてあげることも、自分らしさを大切にすることに繋がるのではないでしょうか。


■自分らしさを大切にするためには、表現力がカギになる

 あんり先生は、自分の考えや想いを伝える力=表現力は、自分らしさを大切にするカギになる、と考えられています。

 これから様々な人とかかわって生きていく子供たちが、自分が何を考えているのか、どんなことを感じたのか、伝える力を持つことで、人とは違う考えや感情を持っていても、自分の心に耳を傾けた選択をしやすくなるからだそうです。自分らしさをアピールしなくてはならない、というわけではありません。自分はどう感じたのか、どう考えるのかを大切ににすることです。


 こどもの表現力を引き出す、というとピアノの発表会のための練習をしたり、芸術鑑賞などをして様々な表現に触れたり、と高度なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし、表現の幅を増やすには特別なことが必要ではなく、表現は日常のなかで培われるものだとあんり先生はおっしゃいます。例えば、様々な遊びからいろいろなことを吸収するこどもたちにとって、保育園・幼稚園での生活は表現の幅を増やす機会でいっぱいです。


 また、自分らしい表現をするために…特に体を動かすことはとても大事だそうです。

 保育士や先生のみなさまはよくご存じのように、基礎体力をつけたり、達成する喜びを感じたりすることは、子供の心身の成長に大きく貢献します。さらに、頭と身体を連動させる感覚を養うことや、音に合わせて体を動かす、目で見たことを思い通りに表現する、といった動きは表現の幅を広げ、より自由に自分らしく過ごすことに繋がります。

※セミナーでは、あんり先生より、こどもにお勧めのストレッチ二種類、頭と身体を連動させる感覚を養う動き二種類をレクチャーいただきました。さらに、おまけとして、あんり先生がピラティスインストラクターとして保育士や幼稚園の先生方からよく聞くあるあるの体のお悩みにこたえるストレッチもレクチャーいただきました。



■表現が広がると個性が広がる

 個性も、きっかけを与えてあげれば、こんなことにも興味があるんだとか、こんなことが好きなんだなとか、どんどん伸びていく可能性を秘めています。

 表現を広げ、個性を広げるためのポイントはたくさんあると思いますが、今回は、あんり先生が大切だと思うこと3つを教えていただきました。


① 好きなものを見つけたらとことん楽しむ

 スポーツが好き、おしゃれが好き、動物が好き、電車がすき…興味や好奇心の種は日々の生活の中に転がっているのではないでしょうか。何かを楽しんだり熱中することが、表現したいという意欲につながると感じています。

② 自分で考え、感じたことを大切にする

 何でも教えるのではなく考えさせる、正解ではなく感性を大切することが必要です。子供に教えてあげる、手助けすることはあっても、自分らしさというのは押し付けられて表現できるものではありません。

③ 音楽や美術に触れ、想像力を磨く

 物語性のある音楽にふれたり、外国の話や伝統的な文化を感じたりするインプットは、自分でイメージを作り出す想像力を育む手助けになります。意味は分からなかったとしても、受け取り心を動かすという体験は想像力の種になります。



■世界を広げるために

 こどもの個性を伸ばすには、様々な世界に触れることも大事。その方法の一つとして、弊社シンクアロットのサービスである、「EN-TRY世界交流」、園向けSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」をご紹介させていただきました。

 これらのサービスは「国際交流&SDGs丸わかりセミナー」でもご紹介しておりますので、ご興味をお持ちの園様は是非お気軽にご参加ください。


 当セミナーでは、園さまの具体的な取り組みや声、実際の映像も使いながらわかりやすくご説明します!プログラムに直接ご関心なくとも、ヒントになること間違いなしの60分です!


【実施日時】

5月19日(木)13:00~14:00

5月27日(金)13:00~14:00

※全日程とも同じ内容です。ご都合の良い時間帯にご参加ください。見逃し配信もあります!お申し込み時に見逃し配信を選択ください。

【実施形態】

無料オンラインライブ


【お申込み方法】

下記のフォームからお申し込みください。ライブ参加URLをお送りしますので、@thinkalot.jpからのメールを受け取れるように設定ください。 

 

●次回セミナーのご案内

無料オンラインセミナー「こどもと一緒に楽しむ歌の世界」

申し込みを開始しました。

保育・教育の現場でも「歌」はとても大切な要素。

保育士さんや先生方の日々のお悩み相談にもお答えする60分間です。

見逃し配信も実施いたしますので、ぜひご参加ください!

【実施日時】

5月22日(日)13:00~14:00

※見逃し配信(録画配信)あり!お申し込み時に見逃し配信を選択ください。


【実施形態】

無料オンラインライブ

【実施内容】

歌や音楽との向き合い方、こどもと一緒に楽しむために大切にしていること、一緒に歌いたい歌などについて茂森あゆみさんにお話しいただきます。

【お申込み方法】

下記のフォームからお申し込みください。ライブ参加URLをお送りしますので、@thinkalot.jpからのメールを受け取れるように設定ください。

 もしくは、en-try_community@thinkalot.jp 宛に ①ご参加希望(5月22日にご参加または見逃し配信)②貴園名③ご担当者名④ご役職⑤メールアドレス⑥電話番号⑦ご住所 を記載いただき、「こどもと一緒に楽しむ歌の世界参加希望」と記載してお送りいただいても大丈夫です。