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【イベントレポート】園の先生同士で座談会~幼児の国際交流編~



 

2023年1月26日(木)に、幼児のオンライン国際交流、実際どうでした?をテーマに、日本とオーストラリアの幼稚園・保育園の先生同士のリアルトークをライブでお送りしました。オーストラリアから中継し、現地の保育・教育の様子もご紹介しましたイベントの様子をご報告いたします。

 

■目次

 

■イベント概要


 本セミナーを提供しますシンクアロットは、「こどもたちの世界観をひろげる」をミッションとして、オンライン国際交流プログラム「EN-TRY世界交流」や、幼稚園・保育園向けSDGsプログラム「ちきゅうフレンズ」を提供しています。また、保育士や先生のみなさまの日々の活動のお役に立てればと様々なセミナーを開催しております。

 

 今回のセミナーでは、幼児の国際交流をテーマに、ゲストの園の先生にお話をお伺いしました!参加者の皆様には、こどもの国際交流についてイメージを膨らませていただいたり、こどものために何ができるか、園での活動のヒントにしていただけたのではないかと考えております。


 本レポートではその内容の一部をご紹介!幼児の国際交流ってどんなもの?少し気になる…というかたも、これから導入を検討してみたいという方も、そして海外の幼児教育について興味をお持ちの方もぜひ、読んでみてくださいね!


■イントロダクション

 セミナーにお招きしたのは、にじいろ保育園 浜田山(東京)と Acacia Children's Centre - St Albans(オーストラリア)の先生方。2022年11月に実施したEN-TRY世界交流でのこどもたちの交流について、実際どんな様子だったのか?こども達や保護者の方々の反応は?ライブの録画を見ながら振り返りましたが、まずは先生と園のご紹介です。それぞれ、東京とオーストラリアから、リモートで参加いただきました。


●ゲストスピーカーのご紹介


関根友巳 園長 (にじいろ保育園 浜田山)

東京都 杉並区

2019年4月1日に開園した、産休明け児から就学前の子どもたち72名をお預かりするアットホームな保育園。来るとホッとできる、そんな暖かくて自然と笑顔になるような保育園になるよう取り組んでいらっしゃいます。



Motoko 先生 (Acacia Children's Centre - St Albans)

オーストラリア ヴィクトリア州


0歳から就学前のこどもたちの保育と教育を提供している施設。家族やスタッフの多様性を認め、尊重しあうことを重視しています。




 さらに、オーストラリアのMotoko先生より、園の様子をご紹介!また、日本とは少し違う、三つのポイントについてもお話しいただきました。


●オーストラリアの幼児保育・教育施設についてご紹介

 まずは自然。鳥小屋での鶏の飼育については、食事を餌に活用することでのサステナビリティの学びの意味があるそうです。センサリールームは聞き馴染みのない方もいらっしゃるのではないでしょうか。癇癪を起したこどもを落ち着かせる静かな場所だそうです。次に多国籍ですが、オーストラリアは幼児施設は複数の国籍の方で構成されていることが一般的。そのため、異文化について学ぶ体制が整っており、教育者はリソースセンターを利用して、必要な素材を使うことができるそうです。最後は食事。モーニングティーやアフタヌーンティーといった小まめな軽食があり、特徴としては、こどもが自分のペースで食事を終えるまで待つことだそうです。

 オーストラリアの教育については後日、コラムで詳しくご紹介するのでお楽しみに!



■交流の振り返り

 交流ライブは11月に実施したのですが、EN-TRY世界交流では事前のアクティビティなどでこどもの興味関心を高め、好奇心や探求心を育むことを重要視しています。

 世界という概念に馴染みのないこどもたちが、遠く離れた国のこどもと友達になる実感がわいてくるように、両園では事前学習にじっくり取り組んだそうです。


●ライブ前の学習 ~EN-TRYのコンテンツ編~

 まずはじめに、EN-TRYの動画教材です。こちらはにじいろ保育園で使っていただいたオーストラリアを楽しく知る動画のイメージです。動物や建物の写真で、違う国に対する興味がわいてきます。

 こちらは、オーストラリアを身近に感じるコンテンツのアイデア集。後ほどご紹介するEN-TRYオリジナル折り紙の他に、クイズ、おえかきについてご紹介しています。

 そして、ビデオレターです。にじいろ保育園からAcaciaに、Acaciaからにじいろ保育園に、こどもたちの動画や画像を編集した映像を見て、どんな子がいるのかな?とお互いにワクワクを高めます。

ビデオレターについて、先生方は…

関根先生「とても楽しく撮影できました。こどもたちは送られてきたビデオをものすごく食入るように見て、Acaciaのこども達が片言で日本語を話してくれているのを、驚き、大喜びしていました。」

Motoko先生「こどもたちにとって国際交流は理解しづらいところがあるが、ビデオレターを見ることによって実感が湧いてきたようです。Acaciaのこどもたちも食入るように見ていました。」

(※一部抜粋)


●ライブ前の学習 ~園ごとの取り組み編~

 続いては、先生方が園でどんなことに取り組んだかを写真付きでご紹介いただきました。

このレポートではその一部をお見せします!(※一部抜粋)


にじいろ保育園では…

関根先生「マグーから送られてきたEN-TRY折り紙の様な教材も楽しかったですが、まずは、地球というものに住んでいることを理解するため、地球儀を購入し、実際に触ってみました。世界地図や国旗のパズルに取り組んだり、旅行ガイドブックで写真を見て異国を知るという体験がとても楽しいようでした。」


ちなみに、こどもたちがつくってくれたEN-TRY折り紙はこちら!どなたでもダウンロードしていただけますので、ぜひ折ってみてくださいね。

続いて、Acaciaでは…

Motoko先生「マグーから送ってもらったゲームは楽しかったです。園児は多国籍で十か国以上のカルチャーがあるので、常に園では言語や世界に触れる機会があります。偶然サイエンスウィーク(科学を学ぶ週間)がとかぶったため、日本の海苔巻きを作ることで、お米や海苔にふれて楽しみました。また、食品サンプルに触れたことは、こどもたちにとって驚きだったようです」


 こちらが食品サンプルの写真です!外国ではなかなか見られないものですが、日本食を学ぶにはとっても良い教材ですね。


●ライブ当日

 そして当日!どんなことを実施したのか、EN-TRYが提供している保護者向けのご案内を見ながら振り返りました。そして、ライブのコンテンツの中から、手遊びとQAタイムについて、ライブの録画を参加者の皆様と一緒に視聴し、先生方からコメントをいただきました。

 まず、手遊びです。にじいろ保育園のこどもたちに、Acaciaのこどもたちが普段からやっている手遊びを教えてくれます。最初は初めて聞く英語の歌詞に戸惑っていたこどもたちも、だんだん慣れて真似できるようになってきます。


手遊びについて‥‥

関根先生「なかなかスクリーンを見ながら英語で、というのは最初は戸惑いもあったのですが、聞き馴染みのあるメロディや、振りの繰り返しもあり、最後は身振り手振りで楽しんでいました」

Motoko先生「日本のこどもたちと遊ぶ、ということは小さい子供にとってはいまいち理解しづらい部分もあるのですが、一緒に同じ動きをすることで、実感が湧いた良い経験だと思います」

(※一部抜粋)


次に、QAタイム。にじいろ保育園のこどもが、一対一でAcaciaのこどもに質問をします。質問は、「好きな遊びは何ですか」マグーが通訳して、答えてくれるととても嬉しそう!


QAタイムについて…

関根先生「スクリーンに向かっての対話は難しいのではないかと思ったが、日ごろからリズム遊びや体育指導はプロジェクターで行っていたり、家でも画面を見ながら何かをすることに慣れているのかな、という印象でした。ですので、こども同士が目を合わせてしっかり話し、交流感がありました。」

Motoko先生「ロックダウンの影響で室内にいることが多かったこどもたちのために、こどもセンターでは外で遊ぶことを重要視していたことや、こどもの好きなことをさせている時間も多いため、画面へ集中という点ではすこし慣れない点があったかもしれません。ですがしっかりと聞いていて、お話ししてくれました」

(※一部抜粋)


■Q&Aコーナー

 最後に、先生方にパネルディスカッション形式で質問にお答えいただきました。(※一部抜粋)


Q. プログラム実施まで不安だったところは?

関根先生「初めてのことだったのでどうしようかな、と思っていましたが、マグーからの小まめなメールや資料、教材を送ってくれたので楽しくできました」

Motoko先生「園として初めての経験で、うまく進行しなければならない、忙しい中で作業をしなければならないと思っていたのですが、そのような点はマグーが全てやってくれたので大変助かりました」


Q. 保護者の方々からの反応は?

関根先生「リアルタイムでやり取りを見れた点が好評でした。遠くに住んでいるおじいさまおばあさまにも見ていただけたようで、とっても喜んでくださったようです」

Motoko先生「ビクトリア州の方針の中で、こどもの脳の発育のために外国語の学習を促進するというものがあるのですが、そのなかでリアルタイムの交流というのはなかなかできない事です。保護者の方からは特に評判が良かったと感じました。」


Q. 特によかったこと、印象深かったことは?

関根先生「ビデオレターで、現地のこどもたちが日本語を片言でも話してくれたことはこどもたちの心に強く残ったようです。遠い国でも身近に感じられたということはメリットだったと考えていて、交流後も外国のこと(動物など)に興味を強く持っている様子を見ると、非常に良かったと考えています 」

Motoko先生「なぜ日本語を勉強するのか、という意味が実感できたのではないかと思います。学ぶことでコミュニケーションをとれ、世界が広がったと思いました。卒園時には、(先生の住む)日本であおうね!と声をかけてくれたりしました」


Q. 次回交流への希望や、将来への期待は?

関根先生「Motoko先生の話を聞いていると、オーストラリアに比べて日本はまだ国際化に遅れがある部分もあると感じました。小さいころから世界に触れる機会は貴重だと感じたので、年に1回だけでなく、複数回できるとよいと感じています」

Motoko先生「こどもたちにとって世界を広げる良い機会だと感じています。歴史について学ぶ機会にもなって非常に良いと思うので、先生自身も学びを深め、正しく、分かりやすくこどもたちに伝えることができればより良いと思いました」




■EN-TRYからのお知らせ

 最後に、EN-TRYから割引プランをお知らせ。資料をご覧になりたい方は、ぜひご連絡ください!


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